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[記事]バインダーポリマーの変化抑制効果

2014/09/24 3:44 に Infomation ㈱分散材料研究所 が投稿   [ 2014/09/24 5:09 に更新しました ]
弊社では、ナノ素材の持つ機能を最大限発揮できるコンセプトでシナジストを設計しています。

ナノ素材の持つ機能として近年着目されているのが、導電性です。
特に電池材料分野において、カーボンナノチューブやナノ酸化チタン等をフィラーとした分散塗膜を用いた製品があります。

分散液から塗膜製品にする過程で必ずベーク処理(熱処理)が施されます。
ベーク処理温度は、100℃以上であるケースが多く、300℃に達するケースもあります。
そのため、ベーク処理によって導電塗膜が変化してしまい、導電性が低下してしまう問題となります。

ベーク処理による導電と膜変化は、塗膜中にに含まれているバインダーポリマーの高分子化が原因と考え、
弊社シナジストによって、導電性低下を抑止することが可能であることを確認しました。

シナジストを有効利用し、電子製品の品質や開発スピード向上に寄与できると考えています。

以上。

※ご興味がありましたら是非弊社シナジストをご評価頂き、御社の製品品質向上と分散技術発展の一助となればと願っております。


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Infomation ㈱分散材料研究所,
2014/09/24 5:10
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